先週の日曜日に、広東省・深センの羅湖区シャングリラホテルで
「
和僑ドリームプラン・プレゼンテーション2012」が開かれました。
「
ドリームプラン・プレゼンテーション」(略してドリプラ)とは、
〝夢〟を持つプレゼンターが、たった10分という限られた時間の中で、
自分の〝夢が実現している〟様子をありありと伝え、見ている人に
〝未来に起こるであろう世界〟を体験してもらうイベントです。
そこにはプレゼンターの〝価値観〟や〝生き様〟が色濃く反映されている
ため、もし多くの人に共感してもらえ、応援してもらえるようになれば、
それが〝夢の実現〟への第一歩となるわけです。
今回は、5人のプレゼンターがそれぞれの〝夢〟を語りました。

会場の様子
最初に、過去の「ドリームプラン・プレゼンテーション」で発表をされた、
鶴岡秀子氏と
星野高章氏の対談がありました。

お二方とも、かつての「ドリプラ」で発表された夢を追い続け、
今まさに実現しようと努力している素晴らしい方々です。
そして、本題のプレゼンター5人。
(実際のプレゼンテーションと同じく、〝夢が実現した〟という書き方でお送りします)
トップバッターは、殿城秀之さん

車が好きで好きでたまらないという殿城さんは、かつて自分用に
カスタマイズした愛車のパーツを、ひとつ残らず奪われるという
悲劇に遭いました。でも、それでも〝車が好き〟という情熱が
捨てきれず、数年後、日本中の車愛好家を集めて、今までにない
スケールの〝カー祭〟を実現してしまいました!
次に登場したのは、古谷智愛さん

古谷さんは、中国留学中に、ショッピングに行った店のスタッフの
柄の悪さに愕然。そこで、自分が理想とするサービスを徹底した
服屋さんを開いてしまいました!それを見た周りの店も、自分たち
のサービスを改め、社会全体のサービスの質が向上したそうです。
(すでに、古谷さんは中国で「gugu」という服屋さんを開いています)
続いては、藤田勝光さん・・・の予定が、
諸事情で本人のいないプレゼンになってしまいました。

藤田さんは、世界中を旅して周ったバックパッカー。旅行の中で
強く感じたこと、それは〝日本のおもてなしの心を世界に広めたい〟
だった。そこでまず京都に安価で泊まれるバックパッカー宿を設立。
その後、北海道から沖縄までを網羅するかたちで、宿を増やして
きた。今では目標の一つだった、自分の宿を巡る「日本大縦断ツアー」
を開催している。
お次は、初の中国人プレゼンター廖燕君さん

両親が23歳で日本に来たため、生まれも育ちも日本の廖さん。
家族のために身を粉にして働いてきたお父さんに、楽しく老後を
送ってもらいたい!と、 中国版「高齢者大学」の設立に乗り出した。
資金面や人脈の面で様々な困難にぶつかったけれど、家族との絆
をモチベーションに、見事大学を設立。今は大学の 〝校長先生〟
として、元気におじいちゃん、おばあちゃんたちと過ごしています。
最後のプレゼンターは、盛田哲平さん

会社勤めの中で、今までいくつもの企画書を書いてきたけれど、
やれ資金が ないだの、取引先がなくなっただのと、いろんな理由で
良いアイデアが潰されて きた。なんだか自棄になりそうなときに、
こんなサイトに出会ったんだ。
「
ideastation(Ideastation.jp)」
なになに、あなたのアイデアをカタチにします? へ~、これなんか、
女子大生が 考えた〝付け爪してても使える、タッチパネル対応の
ストラップ〟が、本当に 商品になってるじゃんか。よし、いっちょおれも
投稿してみようかな!
と、こんな風に、それぞれが自分たちの夢を、〝あたかも実現した〟かの
ようにプレゼンし、〝実現したらどれほどワクワクする世界になるんだろう〟
というワクワク・ドキドキ感を共有できるイベントでした。
いかんせん、筆者の筆力に限界があるため、会場の雰囲気を100%伝える
ことができていないと思うんですが、そこは、次回開催時に実際に行ってもらう
ということで。
最後に、講演もして下さった
鶴岡秀子氏のアドバイスから一言引用して締めます。
「全ては、自分を信じることから始まる」
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